雑談散歩

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酒場での話題

昨日書いたものと関連して、酒場での話題について。

酒場の楽しい雰囲気を壊したくないなら、そして自分が酒場で疲れたくないなら、以下の話題は避けるべきであると思う。

(1)政治・政党の話題。
(2)ひいきの野球チームの自慢話。
(3)学歴の話題や出身大学の話。
(4)一方的な自慢話。
(5)戦争体験者の自慢話。

これらの話題は居合わせた人たちの気分を害したり、その結果、言い争いに発展するケースが多いようだ。

話題に、対立や対決、差別的な要素があるものは、その場に敵対的な雰囲気が発生しやすいように思う。

また、いかなる話題であっても、ただ独りでベラベラ喋りまくるのは、多いに酒場の雰囲気を損ねるので御法度。
大声で下手なカラオケを歌いまくるのと同罪である。

昨日の記事であげた、飲み屋での最良の話題は、

(1)エッチな話。
(2)病気の話。
(3)お化けや幽霊の話。

であるが、この話は、比較的多くの人たちに共感を得やすいテーマである。

(1)のエッチな話の冗談は、笑い飛ばせて、多いにストレス解消になる。
この冗談話は、多くの人達の共通の欲望や経験に裏付けられているから共感を得やすい。

(2)の病気の話も、生きている人間の共通のテーマである。
病気体験者の経験談は、ためになる話として聞く価値があるから、多くの人たちが興味を抱く話題である。

(3)怪談話やそれにまつわる怖い体験談は、恐怖を共有することで共感を得やすい話題である。
不思議な体験や現象には、多くの人達が興味と関心を持っているので、その場の空気がまとまりやすい話題とも言える。

まとめると、対立・対決・差別的な要素のある話題は、酒場の話題として不向きなようだ。
学生討論会ならおおいに盛り上がりそうなテーマではあるが、休憩とリラックス的な安楽を求めて集まる酔客には、ただ疲れるだけである。

やはり、共通な好奇心が働き、共感を得やすい話題は、酒場の話題として最良であると思う。
共有的な世界観で盛り上がって気分をリセットし、そこから活力を湧出させる、もってこいの「酒場での話題」なのである。

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