雑談散歩

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公園の「ゆるキャラ」の遊具

恐竜の遊具?
近頃、「ゆるキャラ」が大人気らしい。
日本全国の郷土の「ゆるキャラ」が一堂に会して「ゆるキャラグランプリ」なるものが行われたりしている。
写真の遊具は、最近、近くの都市公園に設置されたもの。

老朽化したシーソーが取り払われて、その替わりに登場したものである。

子どもがシーソーを単独で利用するのは難しいが、この遊具なら独りでも遊べる。
この「乗り物」の下が板バネになっているので、この「乗り物」を体重移動で揺らして、その反動の揺れを楽しむ遊具なのだ。

馬の形をしたこのタイプ(揺らして揺れる)の遊具はよく見かけるが、「ゆるキャラ」の遊具を見るのは初めて。
なかなか可愛いから、子ども達に好かれそうな遊具である。

これが夏場なら、小さな子ども達の歓声が響き渡るところだが、今はこの「ゆるキャラ」の遊具が静かに佇んでいるだけ。
この間設置されたばかりで、おまけに立ち入り禁止の綱が張られている。

基礎のコンクリートが完全に乾くまで、安全のため、この遊具を使用してはいけないのだ。
お役所の行き届いた配慮である。

この遊具はいずれ開放されるのだろうが、その時は雪の中。
遊具の下に雪が積もっていては、揺らして遊ぶ遊具も揺れてはくれない。

この遊具は、子ども達と楽しく遊んだ思い出もなく、ただ無為に一冬を過ごしてしまうのだ。
設置時期が春か夏なら良かったのだが・・・・・。

ところで、この緑色のキャラはワニのようでもあるし恐竜の子どものようでもある。
まあ、可愛らしさが出ていれば、模したものが何であってもいいのだろう。

寂しい環境での、人待ち顔の遊具の表情が愛おしいぐらいである。

おそらく、来春デビューということになる。
立入禁止の綱。
人待ち顔なワニの遊具?
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